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就労移行支援事業所 「ウェルポート虹」利用者 初の全国障害者スポーツ大会へ 荒賀さんがボウリングで出場【舞鶴】

就労移行支援事業所 「ウェルポート虹」利用者 初の全国障害者スポーツ大会へ 荒賀さんがボウリングで出場【舞鶴】

投稿日時:2014年10月28日(火)

府大会のレーン優勝のメダルをかける荒賀さん

 舞鶴市下安久の就労移行支援事業所「ウェルポート虹」(後守貴博代表)利用者の荒賀圭澄(かすみ)さん(20)=行永=が、11月1、2日に長崎県で開催される「第14回全国障害者スポーツ大会・長崎がんばらんば大会」のボウリング競技に京都府代表として出場する。同事業所からは初で、6月から毎月2日、府のコーチに指導を受け、練習に励んでいる。今年1月に福知山市のサンケイボウルで、知的障害者の自立と社会参加の促進を目的に開催された「京都府ゆうあいボウリング大会」(府、京都障害者スポーツ振興会主催)に、同事業所から初めて4人が出場し、荒賀さんはレーン優勝と総合成績2位で、全国大会への出場を決めた。同大会は府を3ブロックに分けて持ち回りで開催されており、今年は府北部の19~65歳の25人が出場。2ゲームの成績で争われ、荒河さんは120と111の計231のスコアで、同レーンの他の2人に50ポイントの差を付けて優勝。総合では1位と1ポイント差で惜しくも2位となった。合計スコアが200を超えたのは全国大会に出場できる上位2人だけだった。荒河さんは昨年9月に、東舞鶴高校浮島分校に通いながら同事業所の利用者となり、志高のビニールハウス農場で花の苗の育成作業などを行っている。ボウリングは中学生の頃からの趣味で、力強くスピードのある玉を真っ直ぐに投げ、平均スコアは120~130と安定している。荒河さんは「府の大会は楽しかったのでいつもの力が出せた。全国大会も優勝を目標に自分のペースで投げたい」と話している。

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