小論文コンテスト「オート・スカラシップ」で 日星高の谷口さんが佳作【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年02月25日(火)
第35回オート・スカラシップ「高校生文化大賞」(産経新聞社主催)に、日星高校国際コース3年生の谷口友美さん(18)=舞鶴市下漆原=の小論文「希望への道」が佳作に選ばれた。異なる人種と文化が共存するカナダへの留学体験をもとに、本当の理解と支え合いが平和への近道だと論じた。
同大賞は高校生を対象とした小論文コンテスト。「あたにとって家族とは」「平和について」など3つのテーマから1つのテーマを選び、原稿用紙(400字詰め)8~10枚にまとめる。入選10人、佳作10人が選ばれる。今回は全国の217校から1412点の応募があった。
谷口さんは「平和について」をテーマに選んだ。ニューヨークでの同時多発テロをはじめ、各地の紛争などを例に挙げて、人間は限りなく弱い存在と指摘。その一方、自分の人生を賭けて困難の中にいる人たちを支援する人もいると述べた。
また、留学先のセント・パトリック高校で多くの民族が共存している中で過ごした体験をもとに、同じ人間という枠で世界の人たちとつながることは難しいことではないとし、人は弱いからこそ支え合うことが大切と論じた。
2月24日に高校を卒業した谷口さんは「小学生のころからボーイスカウトに入り、そこでの募金や清掃活動、ネパールでの学校建設などのボランティア活動に影響を受けました。将来はNGOのマネージメントや企業の環境保全などの仕事をしたい」と話していた。4月からは上智大学経営学部で学ぶ予定。
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