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小学校の先生は日本代表

小学校の先生は日本代表

投稿日時:2016年06月07日(火)

 北吸の舞鶴市役所で5月31日、アルティメット競技の日本代表である藤井優里さん(24)の教育長激励会が行われた。藤井選手は6月16日からロンドンで開催される「2016世界アルティメット&ガッツ選手権大会」に出場する。アルティメット競技とは、7人1チームで対戦する競技で、フライングディスク(=フリスビー)を用いて、100メートル×37メートルのコートの中を、パスをつないでエンドゾーンでキャッチすると得点となるスポーツ。ルールはアメリカンフットボールに類似しており、ピポットターンやトラベリングなどバスケットボールの要素も加わっている。国内での競技人口は大学生や社会人クラブを中心に約3000人とのこと。藤井選手は同競技の魅力をこう語る。「ボールと違い滞空時間が長いため、届きそうにないパスが届いたり、魅せるキャッチングができる」彼女は長岡京市出身で、現在は明倫小学校の教諭として2年生を担当している。同競技に出会ったのは在学していた信州大学1年生の時。大学のクラブで紹介され、フリスビーを初めて投げたのがきっかけだそうだ。驚かされるのはこの時までフリスビーそのものをやったことがなかったのである。同競技の魅力にハマり、急成長していった藤井選手は2013年にU-23日本代表に選出され、カナダで開催された今回出場する同カテゴリーの世界大会で準優勝に輝いた。普段の練習環境は過酷だ。平日は忙しい教師の仕事の合間に筋トレやランニングを欠かさず、基礎体力を鍛えている。実践的な練習は府内では練習環境がないため、大阪の社会人チームと一緒に練習を行い、世界大会を控える現在は月2回のペースで静岡県富士市の代表合宿に参加することでチーム内の連携や技術を磨いている。舞鶴市教育委員会の佐藤裕之教育長は「スポーツの魅力を子どもたちに伝えるということを体現してくれた。世界の舞台を楽しんでほしい」と語り、激励のメッセージを受け取った藤井選手は「マイナースポーツではあるがたくさんの方に応援してもらっているので、前回準優勝の悔しさをバネに金メダルを持ち帰りたい」と力強く語り、リベンジに燃えていた。舞鶴に「世界一の先生」が生まれる日は近い。

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