小・中学生53人、プロの劇団員と共演 11月11日。ミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」【舞鶴】
投稿日時:2007年11月02日(金)
市内外の小・中学生がプロの劇団員と共演するミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」が11月11日、浜の総合文化会館で上演される。妖精役などを演じる子供たち53人は、舞台発表に向け劇団員の指導で追い込みの稽古に取り組んでいる。来場を呼びかけている。 市教委と市文化事業団などが、子供たちにミュージカルへの出演の機会をつくり、表現する楽しさを体験してもらおうと主催した。1960年に創立し、松平健や三原じゅん子らを輩出した劇団フジが指導し、一緒に舞台に立つ。 演目はグリム兄弟原作の「ヘンゼルとグレーテル」。ヘンゼルら二人が迷い込んだ森でお菓子の家や魔女らに遭遇する。同フジの田村丸さんが子供も楽しめようにと狼やネズミを登場させ、ミュージカルとして脚本を書き演出する。 公演の参加者は中学生5人、小学1~6年の48人。53人の内、女子は47人。妖精やネズミ役などに配役され、すでに7月から田村さんと役者の中村やすおさんから指導を受けている。子供たちは舞台での立ち位置や声の出し方などの注意を受け、熱心にレッスンに励む。 中舞鶴小3年の若本夏穂さんは「大きな声を出せてとても気持ちがいい。お客さんに舞鶴の子供たちは元気だと思ってもらえるようがんばりたい」と話す。11月3日は父母参観の公開レッスンを行う。同11日は午前10時半と午後1時半の2回公演。入場料は全席自由で1000円。
【問い合わせ】電話64・0880、同館。
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