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女性囲碁教室 上達目指し 文庫山学園で新妻さんが指導【舞鶴】

女性囲碁教室 上達目指し 文庫山学園で新妻さんが指導【舞鶴】

投稿日時:2015年06月19日(金)

新妻さん(左)から詰め碁の問題の解説を聞く生徒たち

 女性に囲碁を楽しんでもらおうと、舞鶴囲碁協会理事長の新妻四郎さんが指導する女性限定の囲碁教室が、北吸の市老人福祉センター文庫山学園で月に1回開かれている。60歳以上の11人が教室に通い、奥深い囲碁の魅力を楽しみながら学んでいる。2007年5月に、新妻さんが週1で1カ月間、初心者を対象にした女性囲碁講座を同所で開いたのが始まりで、興味を持った26人が指導を受けていた。生徒たちは講座終了後も囲碁を続けたが、独学では上達するのが難しく、挫折した人も多かったため、08年3月に前回の生徒13人と初心者2人で教室がスタートした。現在の11人は、新妻さんの妻・洋子さんが講師を務める女性限定囲碁サークル「遊碁会」にも参加し、円満寺の西市民プラザに週に1回集まり、対局で棋力をみがいてる。教室では、2週間前に宿題で出された詰め碁の問題9問の答え合わせと、「遊碁会」で互いの対局者が行った手を順番に記入した棋譜を使って、新妻さんが正しい手を解説。生徒たちは約1時間、熱心に質問したりメモを取るなどして学んでいる。最初から参加している宮川三恵子さん(72)は「自分も成長したのか、年々少しずつ解るようになってきた。難しいだけに勝った時は嬉しく、辞めなければもっと楽しくなると思い続けている」と話していた。

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