太陽の恵み いっぱい~「まいづる柴田ブルーベリー園」収穫真っ盛り
投稿日時:2019年08月13日(火)
太陽の光をたっぷり浴びた甘くみずみずしい大粒のブルーベリーが鈴なりに実っている。上福井の柴田清市さん(69)が世話をする「まいづる柴田ブルーベリー園」が収穫の真っ盛りを迎えている。栽培を始めて18年。5品種160本のブルーベリーは毎年大量の実を付け、来園者を迎えている。
柴田さんは勤めていた会社を早期退職して故郷の舞鶴に帰り、父親が育てた栗園を利用して妻の静枝さんと一緒にブルーベリー園を作った。ブルーベリーを選んだのは同園の赤土(酸性土壌)に適していたため。苗木5本から栽培を始め、いまでは高さ3mほどの巨木に。約1000㎡で栽培している。ハイブッシュ系とラビットアイ系があり、南方系のラビットアイ系が育てやすい。水やりと秋の剪定ぐらいで手間はかからない。猪の被害はないが、鳥対策に畑全体をネットで囲んでいる。最初は自家用で食べていたが、多くの実がつきだした2009年から販売をスタート。無農薬で栽培しているため、収穫したその場で口に入れることができる。夏から秋にかけた7月~9月中旬が収穫時期となり、例年汗だくになりながら来園者を迎える。「園の維持は大変だけど、来園者の笑顔がやりがい」と笑顔で汗を拭う。今は夏休み中で子ども連れも多く、直径2cmほどの大粒ブルーベリーに目を輝かせて大喜び。SNSや口コミで広がり常連も増えているが、収穫量はそれ以上に年々増加。「徐々に採り切れなくなってきている」のが課題だという。柴田さんは「今年は暑さで実がぎゅっとしまり良いでき。たくさん採りに来てほしい。舞鶴中のケーキ屋さんに使ってもらっても十分対応できます。業者の方にもぜひ使ってもらえたら」と笑顔を見せる。生食の場合、1週間ほど冷蔵庫に寝かすと甘味が増すという。入園料は無料。収穫体験は500gで1500円。直販売もしている(同料金)。収穫は9月中旬まで。場所は国道175号線そば。団体利用も可。要事前連絡。
[お問い合わせ]TEL:090・7758・6621 柴田さん。
(井上 務)
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める