最新の記事

  

多々見市長退任式<br>医師30年市長12年<br>この街はわたしの故郷<br>街に残り発展に貢献する

多々見市長退任式
医師30年市長12年
この街はわたしの故郷
街に残り発展に貢献する

投稿日時:2023年02月24日(金)

 4選を目指した舞鶴市長選で敗れ、任期満了を迎えた多々見良三市長(72)の退任式が2月17日、市役所玄関前で行われた。
 式には市職員や市議、支援者など約300人が参加。はじめに挨拶を述べた堤茂副市長と上羽和幸市議会議長が12年間の功績を称えたあと、多々見市長が最後の挨拶にたった。
 冒頭、1980年30歳の時にやって来たと当時に思いを馳せた多々見市長は、「よそ者の視点で42年間、この舞鶴を見てきた。その中で、良いものは磨き、悪いものはせめて並にしようという強い思いを持って、この12年間職務に励んできた」と振り返った。12年間の市政運営では、赤れんがパークや舞鶴引揚記念館など「街の宝」を磨き、日本遺産への登録やユネスコ記憶遺産への登録などの成果につなげたことをはじめ、治水対策や白鳥トンネルなどのインフラ整備の実績を強調。中でも医療問題への取り組みについては、「選択と集中、分担と連携は今こそ生きる考え方。医療に従事しないと医療の常識が分からない。
 不十分な知識の中で病院をまとめようとすると破滅につながる。そういうことを強く心配している」と力を込めた。退任に対しては、「この街の持つ特徴を生かし、企業誘致に取り組みたいなど、様々な思いを持っていた。志半ば、3期12年で去ることになった」と無念さをにじませながらも、「42年お世話になったこの街は私の故郷です。やめてもこの街に残る。何らかの形で少しでもこの街が発展するために貢献していきたいと強く思っている」と決意を述べた。
 最後に多々見市長は「医師としても市長としても、支えられて満足のいく42年間だった。振り返っても、あそこをこうすればよかったという後悔はありません。全部やらせていただいた。この街は50年先も100年先も絶対に残らないといけない。残るためにどうすれば良いかと常に考えてやって来た。この思いを皆さんと共有し、この街を元気にしていくことを強く願います」と述べて挨拶を締めくくった。
 あいさつの後は市職員や支援者から両手いっぱいの花束を手渡され、多々見市長は笑顔で市役所を後にした。

支援者から花を受け取る多々見市長
この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ