多々見市長、中学校で授業。【舞鶴】
投稿日時:2016年05月10日(火)
大波下の若浦中学校で4月27日、多々見良三市長が「ふるさと舞鶴」と題し、講義を行った。この取組は平成27年から城北中学校、白糸中学校で行われ、3回目の実施となる。講義では、事前に生徒へアンケートを取り、生徒たちが想うふるさとのイメージを調査。主なアンケート結果の中の「あなたの将来について思うこと」では「ずっと舞鶴に住みたい」と「一時的に離れることがあっても最終的には舞鶴に戻りたい」が全体の7割を占める一方、「市外に就職して、舞鶴には住みたくない」が3割いるという結果が出た。主な理由としては、「都会のようなものがないから」という都会に憧れる理由もある中、一番多かったのは「舞鶴にやりたい仕事がない」という回答。それに対し市長は、舞鶴の有効求人倍率を例に出し、2年連続で1倍を超えるデータと平成27年度の1.37倍という数字は全国から比べても高く「舞鶴は他の地域と比べても仕事の選択肢が多い」と説明。「田舎だから仕事がない」というイメージが先行し、誤解されている部分などをわかりやすく解説しながら舞鶴の現状を伝えた。市長は最後に医師時代の経験を引き合いに出し「どんなにしんどくても、患者さんの「先生のおかげで良くなったわ~」という言葉が疲れを吹き飛ばしてくれた。皆さんも自分を磨き、自立し、人から「ありがとう」と感謝される人間になってください」と人生の先輩として生徒たちに言葉を届けた。また、先日同校で行われた「若浦中学校和太鼓クラブ」の熊本支援活動で集まった義援金24,118円が日本赤十字社京都府支部舞鶴市地区長である市長に託された。義援金を託した同クラブの松本 逸希くん(13)は「ちょっとしたことだけど、被災者の力になれればと思います」と被災者への想いを語った。
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