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夏休みの自由研究で製作した366点 市小学校科学作品展、児童たちの作品並ぶ 【舞鶴】

夏休みの自由研究で製作した366点 市小学校科学作品展、児童たちの作品並ぶ 【舞鶴】

投稿日時:2006年09月12日(火)

作品を見て回る親子たち

 第56回市小学校科学作品展(市小学校教育研究会理科部主催)が9月9日、浜の総合文化会館小ホールで開かれた。市内20校から児童たちの夏休み中に製作した作品366点が出品された。家の近くの電柱に集まる昆虫や川の生き物の記録、雲の観察、ラジオの工作ものなど、バラエティーに富む作品を親子たちが見入っていた。  夏休みの自由研究で取り組んだ作品で、各学校の1クラスから2点以内が選ばれて展示された。低学年は自分の身近な植物や昆虫の観察、中・高学年は環境問題を調べたものが、ここ数年多くなっているという。また、インターネットを使って取り組むテーマ選びの参考にしている児童も増えている。  学年別のテーブルと掲示板に一堂に作品を並べた。1年の部には岡田下小の永野志門君が4月から8月までの稲の成長を観察しスケッチした記録をはじめ、野菜や果物の種調べをまとめたものもあった。3年はハッポウスチロールの小片をプロペラで回して飛ばす工作(志楽小・東孝輔君)、6年生では綾部市の天文館で作った天体望遠鏡などがあった。  模造紙に調べたことをまとめた作品には、大浦小4年の矢野拓海君が昼と夜に電柱に集まる昆虫を写真で撮影した。八雲小4年の児童は八雲地区で交通事故の危険のある危険マップを作成。1年生が家の付近で見かけるトンボを記録、3年生がモリアオガエルの成長を写真とスケッチで観察、5年生伊佐津川の3カ所で石の形や生き物を調べた。訪れた母子らは作品を見て回りながら「来年は何を作ろうか」と話し合っていた。

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