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地域医療を担う人材育成へ返済不要の奨学金給付など 峰山町の丹後中央病院が日星高看護科支援  【舞鶴】

地域医療を担う人材育成へ返済不要の奨学金給付など 峰山町の丹後中央病院が日星高看護科支援  【舞鶴】

投稿日時:2010年06月08日(火)

無償で生徒に講義を行う丹後中央病院の西島院長

 地域医療を担う人材を育成する日星高校の看護科を支援しようと、京丹後市峰山町の丹後中央病院(西島直城院長)が、返済の必要のない奨学金の給付を3年間実施することや、学校に毎年120万円の助成をすることなどを決め、このほど学校側と調印した。西島院長は「経済的な格差で学ぶ機会が奪われてはならない」と、4月から月1回、無償で生徒たちに講義も行っている。正看護師を養成する日星高の看護科五年課程では卒業生の半数以上が生徒の地元病院に就職。舞鶴共済病院と舞鶴赤十字病院は日星の生徒に対して奨学金の貸与をし、卒業後にその病院に勤務すると返済が免除される制度を行っている。卒業生が勤務する丹後中央病院でも、同じく貸与制の奨学金を同高に実施してきたが、公立高校の授業料無償化の影響で私立の日星への希望者が減らないよう、返済不要で卒業後同病院に勤務条件の縛りのない奨学金制度を新たに設けた。看護科の学費は年間46万8000円。公立高校無償化に伴い私立高校への支援策として国から11万8800円、府から5万円の助成が行われ、残る29万9200円が保護者の自己負担となるが、その分を同病院が京丹後市など丹後地域から通う生徒を対象に給付する。現在、2人の1年生が申請を希望している。また、3年間にわたって毎年120万円の助成金を同病院から受け取る。府の支援や同病院の給付金の対象とならない生徒を支援するため、日星高は助成金を役立てるなど検討している。西島院長は「看護を志す意欲を持っている生徒たちの学ぶ機会と、国家試験の合格率アップの応援をしたい」と話す。水嶋純作校長は「病院からのバックアップは生徒にとって、また地域にとっても心強い」、山内輝栄看護科長は「府北部は超高齢化社会を迎え、看護師不足が続いています。支援を得て多くの看護師を育て地域に貢献できるようにしたい」とお礼を述べた。

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