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地域のバス新しく 青井地区 出発式でお披露目【舞鶴】

地域のバス新しく 青井地区 出発式でお披露目【舞鶴】

投稿日時:2016年04月12日(火)

新バスの前であったテープカット

 青井校区を走る自主運行バス「ししょのうら号」が老朽化のため更新され、新しい2代目のバスがこのほど白杉の車庫前であった出発式で、地域住民にお披露目された。青井地区は西湾内を航路とする船が住民の買い物や通学に利用されていたが航路の廃止に伴って、青井校区協議会(安原八紘会長)が2004年10月から自主運行バスを走らせていた。バスの路線は白杉から福井小学校前、西舞鶴駅前などに停車し、平日は4便、土曜日は3便を運行する。平日は福井小や城北中に通う小中学生、買い物や通院の住民が利用している。2013年10月~14年9月の1年間に延べ9772人が乗車したが、少子化で年々利用者は減少している。これまでのバスは、12年間で約49万7000キロを走った。新しいバスは29人乗り、これまでの2WDから4WDになった。購入費は約920万円。国と市の補助金を受けた。出発式では安原会長が「地域の交通手段として大事に使い、安全運転で運行していきたい」とあいさつし、多々見良三市長らも加わりテープカットした。運転手の中道博さんに地元小学生から花束が贈られた。城北中3年の花崎雄史君(14)は「雨の時などに青井から乗っています。新しいバスになってうれしい」と話した。

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