地域に飛来地広がれ 城北中 四所、青井にフジバカマ植える アサギマダラの寄る花 住民と共に【舞鶴】
投稿日時:2015年06月02日(火)
舞鶴市立城北中学校が、準絶滅危惧種の草花フジバカマを増やし、アサギマダラの飛来地を広げようと取り組んでいる。5月には生徒たちが自ら校外へ出かけ、上福井の京都丹後鉄道四所駅前と青井の旧青井小学校花壇に、小学生や地域の住民たちと協力しながら苗木や株を植えた。アサギマダラは、日本から台湾まで約2000キロを、春に日本を北上し秋に南に移動する旅する蝶。フジバカマなどの花に好んで集まる。各地で羽にマーキングの印を付け、どういったルートで旅をしているのか研究が進められている。城北中は夢プロジェクトとして、城北中地域支援協議会の協力を得て2011年9月に校内花壇に苗木を植え、アサギマダラがやってきた。活動を地域に広げようと挿し木などで増やし、住民たちに苗木を配布して飛来地を増やしている。今年は生徒たちが地域に出かけて植える活動をすることにした。5月23日には旧青井小の3カ所の花壇で、中学生21人、地元の小学生や住民、協議会メンバーらが、中学校で育て根をつけたままの状態で引き抜いた600株と種を持ち込み植えた。城北中3年の山下たまおさん(14)は「植えたフジバカマに、ほんとうにアサギマダラが来て感動しました。地域で飛び交う姿が増えて欲しい」と話していた。
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