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地元住民が送別会を企画 「瀬戸山さん、ありがとう」 志楽交番に5年間勤務 地域に溶け込み親しまれる【舞鶴】

地元住民が送別会を企画 「瀬戸山さん、ありがとう」 志楽交番に5年間勤務 地域に溶け込み親しまれる【舞鶴】

投稿日時:2013年02月22日(金)

地元住民が送別会を企画

地域住民に密着した活動に取り組み、2月末に定年退職する舞鶴警察署志楽交番勤務の瀬戸山定さん(60)に感謝の気持ちを伝えようと、志楽ダイヤモンド協議会が2月17日、浜のホテルマーレたかたで送別会を開いた。住民たち1人1人がお礼を述べ、瀬戸山さんも住民との垣根を取り払って地域に溶け込んだ思い出を語った。
 機動隊や警察学校など警備、教育部門を長く務めた後に、2008年から5年間、住居を備えた志楽交番に勤めた。3年目の終わりに転勤を打診されたが、残ることを希望して42年間の警察官人生を志楽で終えることにした。
 防犯推進委員や民生委員と連携し防犯パトロール、小学生たちの登下校の交通安全の見守り活動、様々な地域の行事や会合への参加、困りごとや相談を受け対応し、住民たちもその気さくな人柄に親しみを感じていた。
 送別会には同協議会や防犯委員ら約20人が出席し、﨑山正美理事長が瀬戸山さんに感謝状と記念品を贈呈。参加者たちは思い出を語り、「志楽を忘れないで」と別れを惜しんだ。
 同協議会の福谷寿子さん(66)=安岡=は「きめ細かな心遣いや強い責任感を持ち、すぐ行動してくださいました。親しい友人のような方なので別れは寂しいです」と話していた。
 瀬戸山さんは「自分のほうから声をかけ、時には制服を脱いで住民と触れ合うことで、次第に皆さんに交番に立ち寄ってもらえるようになりました。志楽の地での仕事はやりがいがあり、楽しかった。送別会をしていただき光栄です。また舞鶴に来たい」と述べた。

写真=「ここでの仕事にやりがいを感じた」と住民たちに話す瀬戸山さん

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