吉川さん2連覇「小学生名人戦」
投稿日時:2018年01月30日(火)
小学生たちが将棋の強さを競う「第24回小学生将棋名人戦」が開催され、中丹、丹後、福知山以北の京都府北部地区の小学生61人が棋力を競った。今年は中学3年生のプロ棋士・藤井聡太さんが史上最年少棋士にして連勝記録を30年振りに更新したり、前人未到の偉業である「永世七冠」を羽生善治さんが達成するなど、将棋界に話題が多かったこともあり、同大会でも昨年に比べ20人以上も参加者が増えた。大会が始まると、一斉に予選がスタートし、駒を打つ音が鳴り響いた。また、会場の周囲には親たちが集まり、我が子の戦いを見守った。対戦は「低学年の部」(1年から3年)と「高学年の部」(4年から6年)に分かれる。予選は2敗失格システムで、勝ち抜いた者が決勝トーナメントへ進む。「高学年の部」で上位2人(6年生以外)が2月12日に京都市で開催される「小学生将棋名人戦京都府大会」への切符を手にすることができる。見事「高学年の部」で優勝したのは修斉小(福知山)4年の吉川遥翔さん(10)。吉川さんは昨年、低学年の部でも優勝している。吉川さんは「高学年の部なので昨年より手ごたえがあった。決勝戦もうまく攻めることができた。京都の大会でも優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。大会の運営を担う日本将棋連盟舞鶴支部の山口則夫支部長は「大変ににぎやかに開催でき、うれしく思っています。低学年も高学年も優勝者が舞鶴以外の小学生だったので、来年は優勝者が出て欲しい」と話した。山口さんは東公民館や、余内小内にある「ましみず交流センター」で将棋教室を開いている。
興味のある方は [お問い合わせ]TEL:090-2061-0231 山口さん。
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