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吉原婦人消防隊が夜回り活動続ける 「火の用心」の声、師走の路地に響く【舞鶴】

吉原婦人消防隊が夜回り活動続ける 「火の用心」の声、師走の路地に響く【舞鶴】

投稿日時:2007年12月14日(金)

吉原地区を拍子木を打って注意を呼びかける隊員たち

 吉原婦人消防隊(柏原百合子隊長、隊員11人)が、地域の住民たちの防火意識を持ってもらおうと、長年夜回りの活動に取り組んでいる。冷え込みが厳しくなり火を使う機会が多くなる師走の夜、隊員らの「火の用心」の声と拍子木を打つ音が、吉原地区に響いていた。  同婦人消防隊は1986年3月に結成され、89年から年末の12月だけ、吉原で火の用心の夜回りを始めた。東西の吉原地区は民家が密集し狭い路地もあるため、火の元への注意を高めてもらおうと、96年6月からは毎月第1水曜日と回数を増やし、雨や雪の日にも回っている。  隊員たちが西中公民館に集合し、5、6人が午後7時半から揃いの活動服で夜回りをスタート。約1時間かけ地区内の路地から路地を歩いて、火の用心を呼びかける。柏原隊長は「外に出て『ごくろうさま』と声を掛けてもらっています。特に冬場は火の元に気をつけてと歩いています」と話す。今月は25日前後にも夜回りをし、年末の西消防団の警戒活動の応援もする。

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