最新の記事

  

口コミ情報で西地区53店舗のマップを作成 「親と子のひろば ひまわり」のスタッフと利用者【舞鶴】

口コミ情報で西地区53店舗のマップを作成 「親と子のひろば ひまわり」のスタッフと利用者【舞鶴】

投稿日時:2010年03月30日(火)

店の一押しなどを載せたマップ

 NPO法人まちづくりサポートクラブの「親と子のひろば ひまわり」のスタッフと利用者たちが、「西のまちなか お店の情報 持ち寄り&持ち帰りMAP」を作成した。各店舗を歩いたり口コミで集めた情報を元に、西地区の53店舗の一押しの商品やサービスなどを掲載している。マップづくりは地域の店の人情味を再発見し、愛着を持つ取り組みにもなった。市の委託を受けた同クラブが、乳幼児と保護者を対象に、市民による子育て支援事業「親と子のひろば」を実施している。円満寺のマナイ商店街内にある西市民プラザを会場としていることから、商店街とのつながりを持とうと、府絆・賑わい商店街推進事業として、昨年11月からマップ作りを始めた。プラザから子供連れで歩いて行ける範囲の新世界や平野屋商店街などを対象に、ひろば利用者が各店での買い物の感想を書いたカード、店主が店のこだわりを記入したカード、利用者やスタッフらの月2回の口コミ情報交換会で生菓子や外国の食などテーマを絞って各店舗で商品を購入し、感想などを書いた壁新聞などで情報を集めた。完成したマップ(A3判)には食べ物屋や美容室などを取り上げ、「子連れにも親切」「いつも気さくなおばちゃんが出迎えてくれる」など特徴のほか、子供連れで自転車で訪れた際、「降りんでええよ~。そこまで持っていくで~」と商品とお釣りをもってきてくれた逸話も掲載した。スタッフの河邉利佳さん(33)は「最初はシャッターが降りた店が多いと思っていましたが、注文すると焼き立てを作って待っていてくれたり、歩けば歩くほどまだまだ捨てたものじゃないと魅力を再発見できました」と話す。他のメンバーらも店に愛着が湧き、買い物をするようになったと収穫を得た。マップは800部作成。配布形式も口コミに倣って手渡し(無料)することにしている。希望者は親と子のひろば(電話77・0102、月・火・水・金曜日)まで。

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ