厚生労働大臣表彰受賞 電話相談、訪問活動で支援 認知症の人の家族を援助する会【舞鶴】
投稿日時:2012年11月30日(金)
「認知症の人の家族を援助する会」(隅垣道子代表、会員9人)が、電話相談や家庭訪問を28年間続けるボランティア活動で、このほど厚生労働大臣表彰を受賞した。結成当初は認知症の相談機関もなく、先駆け的な活動として功績が評価された。 認知症の母親を持つメンバーの1人が、京都市内で認知症の家族を支援する団体があることを知って、昭和58年に設立した。メンバーには主婦や介護職員、生活相談員もいる。当初は余部上の社会福祉会館に事務所を置き、電話相談を受け付け、家庭を訪問する活動を実施。必要に応じて医師ら専門職からのアドバイスも受けた。 認知症の理解が深まり、市内各地に支援センターもできるようになり、電話相談と訪問活動は少なくなっているが、地域の人たちから直接相談を受けることもある。府中丹東保健所の水谷直弘次長から同表彰の伝達を受けた。 隅垣さんは「いまは制度や施設ができ、その橋渡しの役割をしています。話を聞いてもらえてうれしかったという言葉が私たちの活動の大きな支えです。今後も自然体で続けたい」と話している。相談の電話は63・2086、同援助する会。
写真=厚生労働大臣表彰を受けた同会のメンバーたち
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