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南京大虐殺の史実を今 劇団「IMAGINE21」舞鶴公演 2人芝居のノンフィクション・ステージ 演劇「哀しみの南京」 3月17日 市政記念館 公演成功へ有志が「舞鶴で観る会」【舞鶴】

南京大虐殺の史実を今 劇団「IMAGINE21」舞鶴公演 2人芝居のノンフィクション・ステージ 演劇「哀しみの南京」 3月17日 市政記念館 公演成功へ有志が「舞鶴で観る会」【舞鶴】

投稿日時:2011年02月18日(金)

劇団「IMAGINE21」
写真左 「観る会」で協力を要請する横井さん(右)
哀しみの南京
写真右 「哀しみの南京」のポスター

1937年に起きた日本軍による「南京大虐殺」の史実を基にした劇団「IMAGINE21」の演劇「地獄のDECEMBER(12月)―哀しみの南京―」が、3月17日、北吸の市政記念館ホールで上演される。この公演を成功させようと、市民有志でつくる「舞鶴で観る会」(藤井満代表)が2月15日、初会合を開き、市民に鑑賞を呼びかける活動に取り組むことを決めた。  「哀しみの南京」は、劇団を主宰する渡辺義治さんと横井量子さん夫妻の作・演出で、「ノンフィクション・ステージ」と銘打ち、戦争の狂気と日本人の加害責任、贖罪を描く。夫妻は、それぞれの父親が侵略戦争に軍人、御用商人として加担した事実を知り、家族として、さらに日本人として、この罪に向き合い、どう償うのかを、2人芝居で問いかける。  初演は2006年で、これまでニューヨーク、南京、上海の海外公演を含めて76カ所、81回の公演を数える。観客数は延べ1万7500人に達している。横井さんは「南京大虐殺の加害の罪と懺悔を縦軸に、そしてアメリカ人宣教師などの証言を横軸に、語りや踊りで演じます。また、そこには家族の絆も描いています」と話す。  「舞鶴で観る会」の初会合は、浜の舞鶴勤労者福祉センターで開かれた。劇団「IMAGⅠNE21」が、1995、96年に中国残留婦人をテーマにした演劇「再会」の舞鶴公演で、協力したメンバーら約10人が再び集まったほか、横井さんも出席。メンバーたちは、チケット販売やチラシの配布など宣伝活動に取り組む。  「哀しみの南京」の開演時間は午後6時半。
チケットは大人3,300円、大学生1,000円、中・高校生500円、小学生以下は無料。
 
【問い合わせ】電話63・8099、藤井代表

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