労働者の福祉向上へ決意新た 社団法人・舞鶴労働基準協会が創立50周年【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年05月24日(金)
社団法人・舞鶴労働基準協会(前田宏三会長)の創立50周年記念式典が5月22日、伊佐津の西駅交流センターで開かれ、舞鶴の産業の発展と労働者の福祉向上に向けて取り組む決意を新たにした。
記念式典には、同協会に加入する489事業所の代表ら約150人が出席。前田会長は「我が国は、構造改革に伴う雇用不安、少子・高齢化社会の進展など、これまでに経験したことのない状況にあるが、こうした困難な状況を一つ一つ乗り越え、100周年記念へとつなげていきたい」と式辞。
来賓の江守光起市長は「舞鶴労働基準協会は、地域産業の発展と安心して働ける職場づくりに貢献された。これからも培ってこられた長い歴史と伝統を生かして、労働者の福祉の向上により一層の尽力を」と祝辞を述べた。
この後、京都労働局長から舞鶴労働基準協会に感謝状が贈られた。引き続いて、前田会長から長年副会長を務めて協会の発展に貢献した故・福井淳藏氏のほか、同協会参与で協会機関紙「舞鶴労基」の編集委員を務めた山崎卓男氏ら11人に感謝状が贈られた。
同協会は、昭和23年に民間企業有志で設立された舞鶴事業場連絡協議会が前身。同27年に労働基準法の周知を図るため設立され、労務管理や安全衛生に係わる行事や研修会の開催、普及・啓発活動、特殊健康診断、技能講習、特別教育など各種講習会の実施などを行っている。
創立50周年を記念して、記念誌「50年のあゆみ」を刊行。創立40周年記念誌から10年分を追補したもので、この間に発刊した「舞鶴労基」を掲載している。山崎氏のほか、感謝状を受けたのは次の皆さん。
小西剛▽大槻宗晴▽武田尚孝▽上林茂▽飯田利雄▽川又甫▽岸田嘉一▽長田榮雄▽中村將夫▽山下敬三
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