再び野球で復興支援 舞鶴東スポ少野球部 被災地のいわき市へ遠征 12月14から16日 部員、保護者ら42人訪れ 地元2チームと対戦【舞鶴】
投稿日時:2012年12月11日(火)
舞鶴東スポーツ少年団野球部(田中富美夫監督)が昨年に引き続き、東日本大震災で大きな被害を受けた福島県いわき市に遠征する。部員たちは12月14日~16日、地元の少年野球チームと対戦・交流を通して、野球で復興に取り組むいわきの人たちを応援したいと現地に向かう。 瓦屋根工事を仕事とする田中監督は震災後、福島県で工事をしたことから、被災地を自分の目で見てほしいと、昨年12月に部員たちを引率し交流試合をした。部員たちは震災被害を身近に感じ、学校で体験を発表。また、今年8月にはNPO法人ガバナンス舞鶴がいわき市の野球チームを招き、東スポ少らと対戦した。 遠征チームは小学5、6年生の部員23人、保護者、チームスタッフら総勢42人。バスで約10時間かけて訪れ、12月15日にいわき菊田キッズ、いわき球友野球クラブと対戦、津波で被害を受けたいまの町の様子も視察する。 田中監督は「昨年遠征して子供たちの意識は変わった。一度行ったから終わりではなく、舞鶴の他チームにも声をかけて交流を続け、舞鶴といわきとのパイプを太くできれば」と話す。 主将の山本悠吏君(新舞鶴小6年)は「去年はがれきがたくさんある中で、野球を続けている仲間がいるとわかりました。今年も元気を出し合っていい試合をしたい」と遠征に向け練習に励んでいる
写真=遠征する小学5、6年の部員たち
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