内部被曝、復興支援考えよう 9月28日 守田さんと交流会【舞鶴】
投稿日時:2012年09月21日(金)
高浜町が東日本大震災の震災がれきの受け入れを計画するのを受け、がれきの広域処理の危険を訴える住民グループのがれきねっと若狭と復興ミーティングは、放射線の内部被曝や復興支援を話し合う講演と交流会に取り組む。被災地で原発事故などの取材を続ける京都市在住のフリーライターの守田敏也さんを招き、9月28日午後7時から余部下の中総合会館で開く。 舞鶴市でもがれきの受け入れを表明したが、環境省の「処理にめどが立った」との方針を受け、試験焼却を前に受け入れを見送った。 一方、高浜町では岩手県大槌町の木材チップ700トンの受け入れを決め、1キロあたり100ベクレルの基準を設け、1日3トンを清掃工場で焼却する計画。焼却灰は舞鶴市との境界から約800メートルしか離れていない最終処分場に埋め立てるとする。すでに地元説明を行い、10月に試験焼却、11月から本格的に開始するという。 舞鶴や近隣市、福井県嶺南地方の住民でつくる同若狭などが、「子供たちを放射能から守る」をテーマに、7月に大槌町を訪れたばかりの守田さんから現状などの報告を聞く。講演に先立ち9月17日、西方寺平の雲の上ゲストハウスで岡田地区の農業者たちと交流した。 守田さんは「大槌町で取材すると、防波堤の上に鎮魂の森づくりをし、そこにがれきを埋める計画で、外に運び出す必然性はまったくない。政府が原発立地自治体で断れない高浜町を狙って、強引に進めようとしているのではないか」と話している。 入場無料(カンパ制)。
【問い合わせ】電話60・1246、今井さん
写真=高浜町ががれきを受け入れる岩手県大槌町の様子を話す守田さん
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