内藤・加藤ペア・全国大会で堂々3位
舞鶴ひまわりテニスクラブで設立以来初めての快挙
日ごろの鍛錬が豊かに結実
5選手が出場はつらつプレー
投稿日時:2022年04月12日(火)
舞鶴ひまわりテニスクラブ(南部照一代表)に所属する5選手が、3月29日~31日に千葉県で開催された「第21回全国小学生ソフトテニス大会」に出場。 昨年に続いての出場となった内藤理央(福井小6年)・加藤歩(三笠小6年)ペアが、同クラブ設立以来最高成績となる3位入賞の快挙を成し遂げた。
同クラブから今回の全国大会に出場したのは、内藤選手・加藤選手の他に、亀岡スポ少所属の湯浅翔空選手とペアを組んだ稲垣晴舜選手(中筋小6年)、新谷好未選手(新舞鶴小6年)・吉田智咲選手(中筋小5年)の計5人。昨年11月に開催された「2021年度京都府小学生ソフトテニス交流大会兼京都府選手権大会」で、内藤・加藤ペアが優勝、稲垣・湯浅ペアが準優勝(男子ダブルスの部)、新谷・吉田ペアが準優勝(女子ダブルスの部)し、全国大会への出場権を獲得した。
3ペアはそれぞれ、昨年6月に開催された「京都府小学生ソフトテニス大会」でも好成績を収め、昨年8月に名古屋市で開催されるはずだった「第38回全日本ソフトテニス選手権大会」への出場権をはじめ、昨年10月に開催予定だった「第15回西日本小学生ソフトテニス選手権大会」、今年1月に開催予定だった「第25回近畿小学生インドアソフトテニス大会」にも出場権を得ていたが、いずれもコロナ禍の影響を受け中止に。折角のひのき舞台に立つことが叶わなかった。
それだけに、今回の全国大会出場には期するものがあった選手たち。ずっと蓄え続けたエネルギーを余すところなく発揮し、輝かしい成果をつかみ取ることになった。
【後に続く子らの励みに】
コロナ禍の影響で、練習も思うようにできなかった日々。そんな環境の中でも昨年の大会で9位に入った内藤・加藤ペアは、「全国でベスト8に入る」ことを目標に掲げて、ラケットを振り続けてきた。また、ペアの相手が亀岡市在住の稲垣選手は、会えない時も連絡を取り合うことで信頼関係を深め、昨年の成績から大きな躍進となる9位入賞を果たした。一方、初めての出場となった新谷・吉田ペアも随所に好プレーを見せて悔いなき戦いを繰り広げた。
男女合わせて360ペアも出場する大規模な大会で上位入賞した内藤・加藤・稲垣の3選手は、今春から市内中学校へと進む。3人はそれぞれに今回の躍進を喜びつつ、「中学校に入ってもテニスに取り組み、お互いに切磋琢磨して選手としても人間としても成長したい」と口をそろえた。
南部代表は出場した5選手を「京都府の代表として、全国という大舞台でのびのびと実力を発揮してくれた」とたたえ、「今回の選手たちの頑張りが、後に続く子どもたちの励みになると確信しています」と笑顔を見せた。
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