全国高校定時・通信制陸上に東高浮島分校 野瀬さんが円盤投げで3位入賞など【舞鶴】
投稿日時:2006年09月08日(金)
夜間定時制の東舞鶴高校浮島分校(溝尻)の陸上部員たちが、8月に東京都内で開かれた第41回全国高等学校定時制通信制陸上競技大会で、入賞する活躍を見せた。1年生の野瀬光さんは女子円盤投げに出場し、25メートル94で3位に入った。男子部員の4年生2人は、最後の大会のリレー種目で念願の入賞を果たした。 府予選会で井上拓磨君(四年)が男子走り幅跳びで優勝、同100メートルで3位、高橋了斗君(同)が男子三段跳びと同400メートルで優勝し、個人種目のほかにも井上君が4×100メートルリレー、高橋君が4×400メートルリレーで全国大会に出場した。女子では野瀬さんが円盤投げで優勝、蘆田名月さん(1年)が800メートルで優勝し、全国大会に出場した。 夜間定時制では生徒たちは昼間は働き、夕方から授業を受ける。放課後の午後9時や昼間の時間のできた時に、4人は東高や前島埠頭公園、自宅周辺などで走り込みや円盤を投げる練習に取り組んできた。また、練習時間の取れなかった高橋君は大工の仕事中、筋力トレーニングを意識して過ごした。 全国大会の女子円盤投げには56人が出場し、予選突破のための標準記録が23メートル。野瀬さんはその記録を1センチだけ上回って予選を通過した。12人が出場した決勝では、府予選会での優勝記録26メートル87に及ばなかったが、3位に入った。「ぎりぎり通過した予選は悔しかった。3位はうれしい」と話す。 井上君と高橋君は個人種目では予選敗退したが、井上君はリレーのアンカーで出場し、決勝は47秒64で6位、高橋君はリレーの第1走者で出場、決勝は3分47秒61で7位に入賞した。何度も出走して最後はさすがに疲れが出たが、井上君は「目標の入賞を果たせ満足。府の選手団とも仲良くなれた」と、3年連続出場の最後を飾った。 蘆田さんは予選2分49秒02で9位。決勝に進出できるのは8位までで3秒違いで惜しくも出場を逃した。野瀬さんと蘆田さんは今月の近畿大会府予選に向け、いまも毎日練習に励む。
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