倉谷の府道沿いのバラ並木、市民楽しませる 絵手紙グループメンバーら題材に野外スケッチ【舞鶴】
投稿日時:2009年05月29日(金)
倉谷の府道小倉・西舞鶴線沿いに、多くのバラの花が見ごろを迎え、歩行者やドライバーらの目を楽しませている。資生堂とケンコーマヨネーズ西日本工場が管理する敷地は、花のシーズンにはバラの並木に変身する。絵手紙づくりをするグループの人たちが、スケッチをしながら花と香りをめでた。資生堂舞鶴工場跡と同西日本工場の敷地の境界線の柵に沿って多くのバラが植えられ、L字型になったバラの並木が府道の歩道沿いに続く。この時期、黄、白、ピンク、赤など様々な種類のバラが花を咲かせ、散策の市民らが写真撮影もしている。こうしたバラを絵手紙の題材にしようと、南公民館などで教室を開くグループらのメンバー約70人が5月22日と同26日、野外スケッチを実施。普段は室内でスケッチしているが1年に1度野外に出掛け、これまで赤煉瓦倉庫や与保呂川の桜などを描いた。見事なバラの花を前に、講師の北川節代さんがよく観察し太い線で一輪を大きく描くように指導し、メンバーらは鉛筆で下書き後に色づけして完成させた。なごみの会の池田里津子さんと高橋秋子さんは「野外で描くのは解放感があって気持ちいいです」「こうして近くで見るといろんな種類のバラがあって、とてもきれいで香りもいい」と創作に励んでいた。
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