似顔絵イラストレーター・しらさぎゆきさん 5月9日までエル・マールで個展「かお図鑑」【舞鶴】
投稿日時:2010年05月07日(金)
舞鶴市千歳のエル・マールまいづるで個展「かお図鑑」を開き、その場で来場者の似顔絵も描いている。浅田真央やベッキー、イチロー、鳩山由紀夫などの特徴をとらえたユーモラスな似顔絵が来場者の笑いを誘う。「似顔絵には笑いの要素があり、人を癒し元気にする力があると思っています。心と体を元気にすることに私の絵が役立てられれば」。子供のころから絵を描くことが大好きで、イラストや漫画などを雑誌に投稿していた。10年前、「週刊朝日」でイラストレーターの山藤章二氏が審査する似顔絵塾に投稿し初入選。「似せることができた時の達成感や投稿者の塾生と知り合い、似顔絵の面白さにはまりました」。掲載回数も増え、昨年特待生に選ばれた。山藤さんからは「明快なアウトラインと単純な構成を一貫して作品のレベルも外れのない高打率」と評されている。絵は我流で描き方を身につけた。いまは手書きとパソコンを使って描く。京都市内の手作り市に出品したり、2008年には大阪でグループ展、名古屋で個展を開くまでになった。ホームページを開設(http://www.sydaizen.com/)して作品を紹介したところ、ネットを通じて仕事の依頼が舞い込んだ。お米メーカーのおにぎりの包装紙に北京オリンピックの柔道メダリストの谷本歩実選手らの似顔絵が使われたり、札幌のプラネタリウムにはワールドベースボールで世界一になった日本人選手の絵が投影された。似顔絵の創作で心がけているのは、「インスピレーションとシンプルにわかりやすく描くこと」。もう1つ、大切にしていることがある。それは子供心を忘れないこと。「子供の絵に自由を感じます。うまくなることにとらわれず、感じたまま描くことを大事にしたい」。福祉施設も訪問し似顔絵を描きその楽しさを伝えたいとする。15年前に舞鶴に引っ越し、小学生2人の子育て中。その奮闘の体験を元に絵本もつくる予定だ。(住所=女布) 個展は5月9日まで。似顔絵を描くのは8、9日の正午~午後5時半。1人1000円。
【問い合わせ】電話68・1090、エル・マール
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