今崎選手(城北中出身、洛南高2年)日本人初の入賞 世界ユース陸上男子1500メートルで8位に【舞鶴】
投稿日時:2007年07月24日(火)
7月11日からチェコ・オストラバで開かれていた第5回世界ユース陸上競技選手権大会の男子1500メートルで、城北中学校出身の洛南高校(京都市)2年の今崎俊樹選手(17)が、日本人初の8位入賞を果たした。同19日には舞鶴に帰省し、その才能を見守り続けた中学時代の恩師に結果を報告。8月2日から佐賀県で始まる高校総体(インターハイ)にも出場し、優勝を目標に快走を誓った。 今崎選手は城北中陸上部に所属した。その走りを初めて見た同部顧問の秋原栄人教諭(現在は白糸中)は「オリンピックに出た山口有希選手に走りが似ていた。体の軸がしっかりしており、スピードを自由自在にコントロールできる」とその逸材を見抜き、3年間オーバーワークに追い込まず基礎を指導した。 3年生の時に近畿大会で4位の成績を残し、全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、京都府代表チームに舞鶴から初めて選ばれ6区を走った。洛南進学後は1年時の昨年秋、兵庫国体の少年Bの3000メートルで優勝した。 初の海外遠征となった今回の世界ユースは、予選を3分53秒で突破。決勝は残り400メートルで一度は先頭に立ったが、3分52秒61の8位に入った。「外国人選手は日本では考えられないほど体のぶつかりが激しく、通用しなかった」と日本人初入賞にも満足していない。一方、秋原教諭は「初の海外試合でも動じないタフさを持っている。器の大きさを感じた」と今後の活躍に期待する。 初出場するインターハイではこの種目、トップから3番目のタイムで優勝を狙える位置にいる。今崎選手は「40秒台を出して来年の世界ジュニアに出場したい。激しい競り合いに負けないよう体のバランスを鍛え、海外の選手に勝ちたい」と話していた。結果報告をした後、白屋の舞鶴高専グラウンドで白糸中陸上部の練習に加わり、部員らを指導した。
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