今こそ運動習慣を~コロナに負けない 張りのある日常生活へ
投稿日時:2020年09月01日(火)
市民の健康づくりを応援するNPO法人「健康づくりお助け隊チームファイン」(金井和枝理事長)が、運動不足に陥っている市民に、家庭や職場、外出先で気軽に運動に取り組んでもらおうと、啓発ポスターを作成した。
長引くコロナ禍が、社会の様々な場面に暗い影を落としている。「新しい生活様式」が徐々に浸透し始める中で日々の運動不足を感じる人々が増えているものの、このところの猛暑もあり、感染対策と運動を両立させることが難しくなっている。とりわけ深刻なのは高齢者。運動不足に陥った時の体力低下は若者の比ではなく、継続的な運動が必要だが難しくなっている人が増えている。そんな現状を打破しようと立ちあがったのが、チームファインだ。同法人では、これまでにも市内の公民館など様々な場所で体操教室を開いたり、ウォーキングイベントを開催するなどの活動を展開してきた。しかし時節柄、大勢の人が集まって運動するイベントの開催が難しくなっていることを受け、金井さんらはどうすればよりよい効果が得られるかを熟考。ポスター「さぁ 体を動かそう」の作成に行き着いた。
【合間時間に 効率的な運動を】
ポスターはA2サイズ(縦594mm×横420mm)で、同法人は市内各所での掲示を勧めている。だれでも簡単に取り組める体操を紹介しており、一つひとつの動きが画像で丁寧に解説されている。金井さんは「運動は継続することが大切。少しずつでも毎日取り組んでもらい、張りのある生活を送ってもらいたい」と笑顔を見せる。同法人では、市の後援を受けて500枚のポスターを製作。趣旨を理解し、ポスターの有効活用を希望する団体(企業や自治会など、団体の形式は問わない)には、無償で1枚を進呈する。なお、2枚目以降、また個人には実費(1枚200円)で譲渡するとしている。金井さんは「手近な場所にあるポスターを見て、ちょっとした合間の時間に体を動かしてもらえれば嬉しい。市内どこに行っても目にするくらい、多くの場所に貼り出したい。皆さんのご協力をお待ちしています」と力強く呼びかけている。ポスター譲渡の希望や、運動指導を希望する場合は、[お問い合わせ]TEL:090・6237・9698、金井さんまで。
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