京都議定書発効に合わせ「林ベニヤ」 二酸化炭素削減、府認証の木材製品を初出荷【舞鶴】
投稿日時:2005年02月18日(金)
京都府が設けた府産木材認証制度で認証を受けた林ベニヤ産業の木材製品が2月16日、平の同社舞鶴工場から初めて出荷された。地元の木材を使うことで輸送過程における二酸化炭素の排出量を削減するのが狙い。地球温暖化防止の取り組みを定めた京都議定書が発効するこの日に合わせ、出荷式が開かれ、認証機関から証明書が同社に交付された。 地元産木材の利用の普及と温暖化防止対策を図ろうと、府が同制度を開設した。木材の生産地から消費地までの輸送過程で、トラックや鉄道などの輸送手段ごとの距離に応じて排出される二酸化炭素の量を数値化する。NPO法人の京都地球温暖化防止府民会議が、認証機関として証明書を交付する。同社舞鶴工場ではハイブリッド合板が認証を受けた。府内産の杉50%とロシア産のカラマツ50%から作った合板で、その輸送過程から排出されるCO2は全国平均に比べ24%削減できるという。この日、合板5100枚がトラック15台に積み込まれ、京都市内などの木材問屋に出荷された。同会議の栗山裕子運営委員が、同社の内藤和行社長に証明書を手渡した。府の担当者は「今後は住宅用の建材にも認証を広げていきたい」としている。
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