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京都府の現代の名工に笠野さん ダクト設計技術で高い評価受ける 【舞鶴のニュース】

京都府の現代の名工に笠野さん ダクト設計技術で高い評価受ける 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2003年01月31日(金)

設計に取り組む「笠野ダクト工業」社長の笠野さん

 公文名の「笠野ダクト工業」社長の笠野正一さん(62)が、今年度の「京都府の現代の名工」に選ばれた。空調・集塵ダクトの設計において厳密な風速などの計算を行い、効果的な設備を設置するなどし、その技術力が高く評価されている。
 府は、府内の各産業分野で優れた技能で産業発展に貢献した人を対象にして、府優秀技能者表彰(府の現代の名工)を実施。今年度は21職種の21人が選ばれた。市内では1人だけ。
 笠野さんは京都市内で建築板金業を営んでいた父を継いで、30歳で舞鶴に移って独立した。金属製の樋などがプラスチックに切り替わり、板金技術を生かした製品をと、建物内の空気調節・換気をするダクト分野に参入した。建物規制が厳しい京都を抜け出し、奥丹後に仕事で馴染みがあったことから、この地に引っ越してきた。
 ダクトの設計、施工が本業。ダクトの中の気流は空気抵抗でダウンするが、その複雑な計算を独力で学び、風速・風量を厳密に計算したダクトを設計した。また、京都府板金協同組合副理事長として、講習会でこの計算法を指導してきた。2年前に心臓が止まる病気を患ったが、いまも職人らしく手書きで図面を引いている。
 笠野さんは「ダクト分野での受賞は初めてなのでうれしい。後に続く人たちの励みになれば」と話していた。

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