京田の高田さん「欲しい人どうぞ」
投稿日時:2019年02月22日(金)
京田在住の高田満智子さん(85)が、古い着物から草履やスリッパ、ミニ人形などを作り楽しんでいる。知り合いなどにプレゼントして喜ばれており、「欲しい人は連絡してください」と話している。高田さんは若いころから和裁をしており、30代の頃は習いたい人にも教えていた。和服を着る人や自分で着物を繕う人がほとんどいなくなり、和裁から遠ざかっていたが、近所に住む高齢女性から教わり、平成20年から古い着物をほどいて布ぞうりを作り始めた。箪笥に眠る着物の布を5㎝ほどのひも状に切り、編んで仕上げる。100束を編み、知り合いなどにプレゼントした。5年ほど前からは本に載っていたのを参考に「布スリッパ」作りをはじめた。布スリッパは柔らかくて保温性があり、洗濯もできる。これまで興味を持った知り合い2、3人に作り方を教えた。また、着物の布を使った鶏やフクロウ、うさぎ、お地蔵さんなどの可愛いミニ人形も制作している。「日常の空いた時間でコツコツと作るのが楽しい。好きなことなので時間を忘れて没頭します。ずっと続けていきたい」と話した。縫物の他には、畑仕事をしたり、日曜日にはグラウンドゴルフにも参加しスポーツを楽しむ高田さん。普段の食事も出来合いで済まさず必ず自分で作るという。「朝は納豆。夜はヨーグルトときな粉、はちみつを混ぜたものを365日食べます。あとは体を動かすことが元気の秘訣かな」と笑顔を見せる。高田さんの作品に興味のある方は TEL:0773-75-5269まで。
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