五老ケ岳花回廊づくり、新たに100本植樹 「育てる会」海保学校生らも参加し下草刈りも【舞鶴】
投稿日時:2007年12月11日(火)
舞鶴の観光名所の五老岳に植栽されたツツジを守り、さらに植樹をつづける市民グループ「五老ケ岳花回廊を育てる会」(西村敏弘代表)は12月9日、同岳山頂付近の散策路に、カバレンゲとキレンギの苗木各50本を植樹した。植樹には、海上保安学校の学生や西舞鶴高校の野球部員も加わり、会員とともに汗を流した。 「五老ケ岳花回廊」づくりは、舞鶴東、舞鶴両ロータリークラブが、2000年から観光客が訪れる五老岳の美観と地域の活性化を願って、社会奉仕活動として取り組んできた。これまでに、五老岳ドライブウエー沿いや山頂散策路の延べ6キロに渡り、約4000本のツツジを植樹した。 今年4月に「育てる会」が発足して、この取り組みを受け継いだ。毎月2回、同会の会員が植栽の世話を続けている。今回は、さらに花回廊づくりのボランティアの輪を広げようと、海上保安学校などに参加を呼びかけた。 この日、参加したのは海上保安学校の園芸班の学生や西舞鶴高校野球部員、会員ら約60人。小雨の振るなか、参加者は手にスコップや鎌など持って、山頂散策路に100本のツツジを植樹したほか、下草刈りを行った。
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