丸山4町内住民有志の「にこにこ会」 1月25日、取り組み紹介と講演会 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2004年01月16日(金)
丸山地区の4町内の住民有志でつくる地域ボランティア「にこにこ会」(村尾幸作代表、会員65人)の取り組みの紹介と、今後の方向性を探るための専門家による講演会が、1月25日午後1時半から丸山口町の森の子ら幼稚園ホールで開催される。だれでも自由に参加でき、「にこにこ会」では、地域住民や関心のある市民の来場を呼びかけている。
この催しは、舞鶴市と学術交流協定を締結している立命館大学の「人間福祉セミナーinまいづる」(市など主催)。平成12年度から社会福祉士をめざす同大学の学生を市が受け入れ、これに対して同大学が教授などを派遣して、福祉施設職員などに専門的なアドバイスを行っている。
今回は、昨年5月に結成された「にこにこ会」の地元地域で、立命館大学産業社会学部の津止正敏教授が「住民が支え合う福祉のまちづくり」と題して講演する。会の取り組み紹介や今後の課題について発表の後、講演がある。その後、会員や参加者からの質疑応答や意見交換をする。
「にこにこ会」は、昭和40年代に開発された新興住宅地の丸山、丸山口、丸山中、丸山西の4町内で、住民の高齢化が進んだことなどから、住民有志が互いに助け合うボランティア組織として設立した。地域美化活動や防火、防犯など住民の安全を守るための地域パトロール、子供たちの登校時の「声かけ」「あいさつ」運動などに取り組んでいる。
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