不審者情報多発受け 余内地区で啓発活動
投稿日時:2020年11月20日(金)
市内で不審者情報が多発していることなどを受け余内校区の防犯推進委員らが13日、下校時の児童に向けて防犯啓発活動を行った。参加したのは、余内地区の交番連絡協議会、防犯推進委員協議会、地域安全協力委員や舞鶴署の16人。余内小の低学年児童180人を対象に、それぞれチラシを手渡しながら、交通安全に対する声かけや防犯を呼びかけた。市内に寄せられた不審者情報は、8月29日から今月12日までの間に15件。また同校区内では、8月31日に6歳児童の自転車と車が接触する人身事故が発生したばかり。余内交番と同連絡協議会などが定期的に行う情報共有なども踏まえ、今回の啓発活動を決めた。チラシには、家庭でも自転車の運転に関する指導をしてもらえるよう保護者に呼びかける内容も掲載。児童の見守り活動に参加して5年を数える防犯推進委員の山本勝眞さんは「子どもたちと交わす会話が楽しみ」とする一方で、「自転車の運転で危ないと感じることが多くて心配。これからも『気を付けて』と声をかけていきたい」と力を込めた。地域の中で、こうした多くの目に見守られていることを受け、舞鶴署地域課長の森永卓也警部は「警察の力だけでは限界がある。地域の人たちに協力してもらえるのは本当にありがたい」と感謝を滲ませた。
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