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マジックショー大盛況 会場は満開の笑顔

マジックショー大盛況 会場は満開の笑顔

投稿日時:2019年04月26日(金)

マジックを披露する藤本さん

 中舞鶴地区に住むひとり暮らしの高齢者に、春の雰囲気を味わってもらう「ひとり暮らし高齢者 花見の集い」が19日、中総合会館で行われた。食事やマジックショーがあり、桜散りし午後のひと時を楽しんでいた。余部上・下民生児童委員と社協が主催。中舞鶴婦人会ボランティアグループが協力した。毎年開催され、今年で13年目。高齢者など約100人が参加した。食事を楽しんだ後に、舞鶴で活動するマジック団体「MMD(舞鶴マジック同好会)マジシャンズ」によるマジックショーがあり、藤本三代治さん、谷田吉久さん、足立美知子さんが様々なマジックを披露した。手の平から花を出現させたり、スカーフの色を変えるマジックから始まり、袋からパラソルやキラキラのモールがいくつも出てくるマジックや、切断マジック、コップが瞬間移動するマジックなど次々と披露。観客たちは「あれー、なんで」と歓声を上げていた。トークタイムでは谷田さんがハーモニカの音色に乗せながら、中舞鶴の歴史や思い出を歌でふり返った。海軍工廠時代に発表された「舞鶴海軍工廠廠歌」や「舞鶴軍港行進曲」などを約80年前の曲を披露。旧国鉄中舞鶴駅や、東舞鶴駅との間にあった東門駅、工員たちの憩いの場として映画館があった話を交えながら、美空ひばりの「あの丘越えて」や映画「愛染かつら」の「旅の夜風」をハーモニカで奏で、観客たちは懐かしい曲を思い出しながら一緒に口ずさんでいた。参加した83歳の女性は「マジックがとても良かったし、懐かしい曲が聞けて楽しかった」と笑顔。桜は散り終わっていたが、会場は笑顔で満開だった。

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