ボランティアグループ「五和会」 市民の茶の間が大人気 毎月第2水曜に市民プラザでサロン開設 100食分の軽食完売!【舞鶴】
投稿日時:2013年01月29日(火)
ボランティアグループ「五和会」(滝口不三子代表)が、だれでも気軽に交流できる場をつくろうと、2011年4月から舞鶴市円満寺の西市民プラザ展示室で始めたプラザサロン「にこにこ」が、多くの市民で賑わう人気を見せている。口コミで初めて来る人、誘い合って毎回訪れる人など、毎月第2水曜日にお茶と軽食でコミュニケーションが広がっている。
同会は年末に一人暮らしのお年寄りらに、餅と味噌を配る活動などを長年取り組んでいる。お弁当の配食もしていたが一区切りをつけ、だれでも立ち寄れるサロンを開設した。
1回目は29人の参加で、その後50人前後にまで増えた。次第に口コミで広がり、プラザであるサークル活動を終えて来場する人も多くなり、昨年9月からは軽食100食分を用意。10月は113人が訪れた。
挽き立ての豆で入れるコーヒー(もしくは紅茶、抹茶)とお菓子が100円、手作りの軽食が250円も人気の理由になっている。このほか足湯アロマ(500円)、保健師の相談コーナーもある。テーブル席のほか、畳のスペースも設けている。
おふくろの味はお手の物の同会会員が調理し、まちづくりサポートクラブの親と子ひろばの若手スタッフらが、受け付けや配膳などで協力する絶妙のコンビで運営を続ける。
今年初のサロンがあった1月9日は、かやく御飯と粕汁の100食分がほぼ完売。次々と市民が訪れ5つのテーブルが空くのを待って席に着く人も多く、最後は調理室を開放して座ってもらった。
滝口さんは「どこかで聞いて来た初めて顔を見る人や男性もおられ、ここで知り合いになっています。最初の目的だったおしゃべりの場になりうれしい」と立ち働いている。来場した宮下蓉子さん(75)=新町=は「ここに来ると話ができるので楽しみにしています。これからも友達を誘って来たい」と話していた。
2月は13日午前10時~正午。軽食はこいも御飯と肉だんご汁。申し込み不要。
写真=多くの市民で賑わうサロンの様子(1月9日)
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める