ベンチ作って休憩所設置 舞鶴高専尾上研究室 東浄化センター環境改善研究【舞鶴】
投稿日時:2012年09月04日(火)
舞鶴市市場の東浄化センターの環境改善の研究に取り組む舞鶴高専建設システム工学科の尾上研究室が、9月9日の同センターの見学会に合わせ、試験的にベンチや日陰を置いて休憩所を設ける。より親しみやすい施設を目指して、過去2年間の研究発表を元に、今年は実証実験を行い、今後の改善に活かしていく。来場を呼びかけている。 下水処理施設である浄化センターへ市民に理解を深めてもらおうと、市の依頼を受けて尾上亮介教授と学生たちが研究を開始。学生たちの卒業研究として1年目は施設壁面の緑化などの計画、2年目は見学会での改善点などを発表した。また、小学生の社会見学時にアンケートをし、休憩できる場所の要望があった。 今年は実際に休憩場所を設置することにし、五年生の山形亮太さん(20)が夏休みを返上して、木製のベンチ(幅45センチ、長さ180センチ)を24脚製作。ベンチに屋根やパラソルなどを付けて日陰を作った。 下水道の日(9月10日)に伴い、9日、市が東と西地区の浄化センターで見学会を開く。ベンチは東の施設に置き、来場者にアンケートを取って休憩所の利用に関して声を聞く。ベンチはその後も社会見学などに活用する。 山形さんは「施設の環境改善のためアンケート結果を活かし次の計画をつくりたい。来場して協力をお願いします」と話している。見学会は午前10時~午後4時。無料。花や肥料をプレゼントする(数量限定)。
【問い合わせ】電話62・1999、東浄化センター
写真=ベンチと製作した学生の山形さん
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