ベルマークで被災の学校に設備を キリンビバレッジ舞鶴工場 回収ボックス11カ所に設置 12月末まで市民に協力呼びかける【舞鶴】
投稿日時:2011年07月22日(金)
東日本大震災の被災地の学校を支援しようと、倉谷のキリンビバレッジ舞鶴工場(竹重和行工場長)は、ベルマーク教育助成財団が取り組んでいる「震災援助寄贈マーク」に賛同し、市内の公共機関11カ所に、同社オリジナルのベルマーク回収ボックスを設置している。すでに市民から多くのベルマークが寄せられ、支援の輪が広がっている。 ベルマーク教育助成財団は、被災地の学校を支援するため、回収されたベルマークを学校での設備購入の援助資金に活用しようと、「震災援助寄贈マーク」の取り組みを始めた。キリンビバレッジでもこれまで子供たちの育成支援にとベルマーク活動に参加し、30種の自社商品にベルマークを採用している。 大震災後は被災者支援にも取り組もうと、同社舞鶴工場が市役所や西支所、東西図書館、各公館の11カ所に、支援を呼びかけるプレートとオリジナル回収ボックスを6月から設置している。舞鶴工場社員が定期的にボックスからベルマークを回収しているが、すでに数カ所で様々な商品に付いていたベルマークで一杯になり、「お役に立てていただければとてもうれしい」といったメッセージも入っていた。 舞鶴工場は「寄せられたベルマークから、コツコツと貯めていただいていたのがわかります。市民の皆さんのご協力をお願いします」と呼びかけている。スーパーなどにもボックスの設置を働きかけたいとする。ボックスの設置は12月末まで。回収したベルマークはまとまった段階で、同財団に送る。
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