プロバレエ団公演、本物の芸術に酔いしれる 大浦小で児童やPTA会員、地元住民ら 【舞鶴】
投稿日時:2006年02月14日(火)
舞鶴市平の大浦小学校(阿波伊佐実校長、120人)でこのほど、文化庁の舞台芸術体験事業としてプロのバレエ団の公演があり、全校児童やPTA会員、地元住民ら約220人が、約2時間にわたって観賞した。この体験事業は、文化庁が小学生から高校生までの児童・生徒に優れた舞台芸術を観賞してもらい、芸術を愛する心を育て豊かな情操を養うことを目的としている。大浦小が、この事業に応募して、市教委の主催で東京シティバレエ団の公演が実現した。開演に先立ち、阿波校長が「いつもテレビで見ている画面でなく、すばらしい生の演技をステージ全体で見てください」とあいさつ。第1部として、バレエ団員による練習が実演され、続いてポーランドの民話を題材にした「コッペリア」より、「コッペリウスの仕事部屋」「鐘の祭り」の1場2幕が上演された。体育館を利用した舞台ながら、本格的な音響・照明設備が施されたなかで、本格的なバレエが演じられた。第1幕では、パントマイムを中心としたユーモアいっぱいの舞台に、児童たちの笑いと大きな拍手が続いた。第2幕では東欧の民族舞踊の演技に酔いしれていた。公演の最後に児童代表の3人が、バレエ団員に花束を贈り、「初めて見る衣裳や踊りが印象に残りました」とお礼の言葉を述べた。
(記事と写真 ボランティア記者・河西昭彦さん)
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