デザイナー・よしだ敦子さん 防災ずきんで身を守って 予期せぬ災害に備え 普及に教室【舞鶴】
投稿日時:2013年12月03日(火)
舞鶴市七条中町のデザイナー、よしだ敦子さんが、予期せぬ災害に備えようと、防災ずきんの普及に取り組んでいる。デザインと機能性を備えたずきんで、洋裁教室の生徒たちに指導している。
東日本大震災後の2011年4月から、よしださんは大船渡市の仮設住宅に暮らす被災者に向け、三角クッションを生徒らと一緒につくり贈り続けている。次は自分たちの命を守ろうと、名古屋でバスタオルを使った防災ずきんに触発され、オリジナルなずきんを考案した。
布地は目につきやすい色や柄を吟味し、中には着火しても広がらない綿を使い、内側にファスナー付きポケット、外側にはポケットを配した。防災をテーマにしたシンポジウムで紹介したり、先月から洋裁教室で指導を始めた。受講した森本佳代さん=丸山中町=は「デザインもよく考えてあります。家族の分をつくり防災用品のそばに置いておきます」と話した。
毎月第2火曜日に七条中町の教室で防災ずきん作りをする。12月は10日午前9時半から。午後も開く。費用は材料費込みで2,800円。
【問い合わせ】電話64・4424、よしださん
写真=仕上がった防災ずきんをかぶる受講者
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める