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ダンスでみんなつながろう 市文化事業団 振付家の遠田さんと舞鶴を素材に作品づくり 2月末からワークショップ 参加者募る 地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業 3月3日午後3時、総文で公演【舞鶴】

ダンスでみんなつながろう 市文化事業団 振付家の遠田さんと舞鶴を素材に作品づくり 2月末からワークショップ 参加者募る 地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業 3月3日午後3時、総文で公演【舞鶴】

投稿日時:2012年01月27日(金)

地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業

ダンスを通して地域住民との交流と公共ホールの活性化を図ろうと、舞鶴市文化事業団は総合文化会館小ホールで、2月末から3日間、ダンスワークショップ、3月3日午後3時から音楽と舞鶴を素材にしたダンス公演を開催する。出演するダンサー・振付家の遠田(えんだ)誠さん(43)=東京都文京区=らが今月来鶴し、市民に協力を働きかけた。参加者を募っている。  地域とつながった公共ホールのあり方の1つとして、出演者が滞在しながら市民と一緒に作品づくりをする取り組みをしようと、財団法人地域創造の公共ホール現代ダンス活性化事業を活用して実施する。  出演する遠田さんは「伊藤キム+輝く未来」の旗揚げに参加した後、「まことクラヴ」を結成し、背番号をつけたジャージで国内外に出没して劇場だけでなく、美術館や路地、商店街、会社などでパフォーマンスを披露する。ヨコハマトリエンナーレ2011のキャラバン隊長や、江戸東京博物館主催のタワー展PRダンサーの演出なども行っている。  舞鶴のワークショップでは、簡単なルールに従ってちょっとダンスっぽく動く内容。参加者たちは普段の仕事や学校の服装のままでもよく、仕事道具も持ち込んでもいい。  事前会合では、東舞鶴商店街連盟のメンバーや舞鶴高専教員たちに集まってもらい、遠田さんと同事業団職員がワークショップと公演の概要を説明し、協力を依頼。商店主らは「人を集める仕掛けが必要。三月に開催予定の商店街のイベントと融合できないか」と話し、主催側もデモンストレーションをしてPRをする案を提案した。  遠田さんは「日常生活とダンスは離れたもののように思われますが、意識して動けばダンスになります。ちょとした好奇心、身体を動かしたいという気軽な気持ちで参加を」と話している。  ワークショップは2月28日、29日、3月2日の午後7時~同9時。小学生以上の30人程度。参加者は3月3日の本公演に出演できるが、受講するだけでもいい。3月2日のワークは出演する人のみ。参加費1,000円。  公演は遠田さんとピアニストの野村誠さん、ダンサー・モデルの高須賀千江子さんが出演する。野村さんは世界各地のフェスティバルで作品を発表し、第1回アサヒビール芸術賞を受賞。高須賀さんは即興ソロダンスを中心に活動し、現代アーティストらとのコラボレーションも取り組んでいる。入場料は一般1,000円、高校生以下500円。当日は各200円増し。
【問い合わせ】電話64・0880、同事業団
 新舞鶴小学校など二つの小学校で、ダンス体験会もする。

写真=ダンスで地域と交流をと市民に話す遠田さん(右から3人目)

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