タシケント市との交流 第一歩
投稿日時:2018年04月10日(火)
「京都舞鶴柔道クラブ」が柔道着8着を市に寄付した。3月29日に長谷川守会長と鴨田秋津副会長が市スポーツ振興課を訪れ手渡した。市の「リサイクル柔道衣支援事業」で募集していたもので、集まった柔道着はウズベキスタン・タシケント市へ送られる。2020年の東京五輪でウズベキスタンの柔道・レスリング選手のホストタウンに決まった本市。昨年、多々見市長はタシケント市・ヤッカサライ区長と会談。同区では、柔道と空手が盛んだが、柔道着は日本円にして約4000円(ロシア製)。一般家庭の月収が3万円ほどの市民にとって高価なもので道着が足りず、支援の申し出があった。市はこれに応え、タシケント市との国際交流への「最初の一歩」として、同事業を開始。事業を知った同クラブが、西舞鶴柔道教室と協力し、使われなくなった柔道着の募集を呼びかけた。この日、ウズベキスタン共和国からの国際交流員のレ・アルトゥールさんに、「西舞鶴」や「城北」などの刺繍が入った柔道着を手渡した。レ・アルトゥールさんは「子ども用の道着は、学校のクラブなどで使われると思う。多くの道着を頂きありがたい。ウズベクとの重要な交流の1つとなります」と話していた。長谷川会長は「少ない数だが、これを機会にウズベクで柔道をはじめるきっかけになればうれしい」と話していた。同事業で、計95着の柔道着が市民から寄付され、ウズベクへ送られる。
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