ソロプチ舞鶴 女性への 暴力防止訴える
投稿日時:2020年11月17日(火)
毎年11月12日~25日までの2週間を内閣府は「女性に対する暴力をなくす運動期間」に、京都府は「配偶者等からの暴力をなくす啓発期間」としており、市内でもこれに合わせた様々な啓発キャンペーンを実施している。国際ソロプチミスト舞鶴(佐々木禮子会長)は12日、JR西舞鶴駅で下校途中の学生らに啓発チラシなどを手渡し、女性への暴力防止を訴えた。市や舞鶴警察署、府中丹広域振興局との共同活動で、東地区ではショッピングセンターらぽーるで行った。女性や女児の生活向上に取り組む同団体は例年、DV相談窓口の電話番号などを記したカードを作成し、市を通じて人権啓発イベントや女性トイレなどに設置していた。「相談できる所があることを知ってほしい」との思いをカードに込めていたが、「手にとってもらえるのを待っているだけではなかなか知ってもらえない」と、昨年から街頭啓発活動に切り替えた。さらに今年は、市と共同で30本の「DV防止啓発のぼり」も作成。新たなのぼりを手に、声をあげアピールした。コロナ禍において、DVの増加が深刻化することを懸念する奉仕プログラム委員長の川勝由美さん(76)は、「デートDVはもちろん、夫婦間などでも、様々なストレスから暴力に発展してしまうケースがある。女性への暴力根絶に向けて地域に根差した活動を続けたい」と話した。
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