コールマミー 40周年
投稿日時:2019年02月19日(火)
女声合唱団「コールマミー」が今年40周年を迎えた。昭和54年に結成された同合唱団は、女性だけの合唱団として市民に美しいハーモニーの歌声を響かせてきた。代表の吉井幸子さんは「今後も合唱の素晴らしさを多くの方に知って頂き、コールマミーや市全体の合唱団を盛り上げていきたい」と話している。
「コールマミー」は、中筋小PTAの文化サークルとして結成された。当時は主婦たちが手軽にできる活動として「ママさんバレー」や「ママさん合唱団」が多く立ち上がっていた。現在は中・東地区からも団員が入り、14人が在籍。市合唱連盟理事長の山下弘さんの指揮と、澤瀬久仁子さんの伴奏のもと、毎週日曜日の昼間を中心に城南会館で練習を続けている。主な発表は「京都府下お母さん合唱祭」や「コーラスフェスティバル」「市民合唱祭」など。そのほか、各イベントに積極的に参加し、昨年は「2018人権のつどい」のオープニングで歌声を披露した。現在は3月3日に市総合文化会館で開催される音の祭典「ミュージックフェスタ」に向けて練習を重ねている。フェスタでは、明倫地区の女声合唱団「コルス・アンダンテ」とのコラボレーションを披露する。18日は今年初めての練習会で14人が参加。発表予定曲である「旅立つ日」「かごにのって」「365日の紙ひこーき」などを合唱し、各パートの音を合わせたり細かなフレーズの音程を確認した。 団員同士もお互い注意し合いながら、生き生きと声を重ねていた。在団34年の福本照子さんは友人の誘いがきっかけで入団。合唱が好きで練習は欠かさず参加しているという。「雰囲気が良くて皆と会うのが楽しいから続けられている。コールマミーは生活の一部。楽譜を見て、歌い、声を合わせることはとっても気持ち良い」と笑顔を見せる。山下さんは「練習に来るとホッとする合唱団。とても雰囲気が良く、素晴らしいメンバーがそろっている」と太鼓判を押す。吉井代表は「歌うことは皆の生活の中に入っていて生きがいになっている。声を響かせ合い、ぴたっと合った時はとても心地よい。全て忘れて笑っていられる。合唱は人数が必要。発表会などで知ってもらい、メンバーを増やしたい」と呼びかけている。
興味のある方は、TEL:0773・62・4046 山下さん。
(井上 務)
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