アームレスリングで活躍する泉さん(円満寺) 世界の鉄腕目指し7月のアジア大会へ【舞鶴】
投稿日時:2007年05月11日(金)
円満寺の会社員、泉政徒(まさと)さん(36)が、日本アームレスリング連盟(JAWA)公認の愛媛選手権大会で優勝するなど活躍している。これまでにも多くの大会で上位入賞を果たし、7月にはフィリピンで開催予定のアジア大会にも出場を決めた。2年前には「鉄腕舞鶴」のチームを結成し、府北部でのアームレスリング競技の普及にも取り組んでおり、現在7人のメンバーで練習に励む。 アームレスリングは55キロ~100キロ以上まで、5キロごとの体重別の階級で対戦。右腕と左腕のどちらもエントリーできる。相手の手を握って組み、競技台に手の甲がつけば負け。勝敗を決めるのは腕力ではなく、集中力とスピードと技。体格に劣る日本人選手でも海外の選手を相手に世界で活躍する。 泉さんは八年前、素人の腕相撲大会に出場し、決勝で日本チャンピオンと対戦したのが競技との出会い。全く力が入らず競技のすごさを体感し、チャンピオンに弟子入り志願し、トレーニング法などを教わった。 3年目には70キロ級で京都大会で優勝、アジア戦で2位など、JAWAのランキング5位にまで上がった。その後けがで低迷しやめることも考えたが、現世界チャンピオンの金井儀信さんから励ましと指導を受け再挑戦。各大会で上位を続け、4月の愛媛大会ではライトハンドで優勝した。 自身のレベルを上げる一方、府北部で普及させようと、トレーニングジムで出会った若者らに声をかけ、チームを結成した。20代~30代の会社員らが、毎週金曜日午後8時から円満寺の泉ビルで練習する。団体戦に出場したことはないが、松本隼介さん(26)が55キロ以下級の関西オープンで3位に入るなどメンバーも力をつける。 チーム代表を務める泉さんは「自分より大きな相手を倒せるのが競技の魅力。モチベーションを高めるのが大切で、練習にはイメージトレーニングを多くさく。アジア大会で優勝を狙いたい」と話す。競技に関心のある人は泉さん(電話080・5337・4712)へ。
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