アートの力で地域創造を 10月10日~同24日市内各地で 舞鶴国際芸術祭プレイベント 韓国の現代美術家ら滞在、制作中 【舞鶴】
投稿日時:2010年10月05日(火)
アートの力で地域創造と交流を図ろうと、国民文化祭・京都2011に合わせ、来年秋に開催される舞鶴国際芸術祭2011のプレイベントが、10月10日~同24日、北吸の赤煉瓦倉庫群や八島商店街、青葉山ろく公園などを会場に開かれる。作家たちの作品展示、市民参加によるワークショップ、映画の特集上映会、空き店舗の再生計画など盛りだくさんだ。すでに韓国の現代美術家五人が舞鶴に滞在し、鉄やガラスなどの作品づくりに取り組んでいる。 NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴や美術家らで同芸術祭実行委員会を組織して企画。市内の赤煉瓦倉庫や景勝地、廃校舎、空き店舗などを会場に、北東アジアの作家たちが滞在しながら制作・発表するアート運動。今年は来年の本番に向けたプレイベントとして開く。 9月25日からソウルやニューヨーク在住の韓国人作家たちが来鶴、市内を巡って地域の歴史などを聞き制作活動を開始。女性4人の作家は智恵蔵を拠点にドローイング、ガラス、平面作品、廃材を使った造形品づくりをする。男性作家は余部上の鉄工所で鉄を使った作品を仕上げている。作品は10月10日から智恵蔵などで展示される。 八島商店街の四条近くの空き店舗を活用し、ギャラリーと情報発信の機能を備えた北東アジアアートセンターに再生させる。陶芸館で行ったワークショップに参加した子供たちの陶芸作品を展示したり、この場で市民に絵を描いてもらって展示するほか、週末には大道芸やライブなども開く。日本の作家たちが再生計画に取り組み、10月10日にオープンする。 10月10日午後1時半から市政記念館で、美術家の日比野克彦さんらをゲストに北東アジア芸術祭の意義をテーマにシンポジウムを開く。同11日は同館で北東アジアの監督たちによる映画4本を上映する。同会は「10日のオープン時には作品の会場めぐりをして作家たちによる解説もできれば」としている。映画以外は入場無料。
【問い合わせ】電話66・1096、市政記念館内
写真=市内の鉄工所で作品をつくるジュー・ヨンホさん
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