よしだ敦子さんと生徒たち 自分らしく、おしゃれに旅立ち エンディングドレス作品ショー【舞鶴】
投稿日時:2015年06月12日(金)
人生の最期をお気に入りのドレスで着飾って旅立つことを提案している七条中町のデザイナー、よしだ敦子さんと教室生が6月16日、余部下の中総合会館で、エンディングドレスの展示と作品ショーを開く。ドレスを作った生徒自らが初めて着用して披露する。入場無料。2006年から着物リメークを手掛けるよしださんは、葬儀の最期の衣装に生前のその人らしさを感じないことが多いため、おしゃれに自分らしい衣装を着ることを発案。大切にする着物を生前にドレスに作り直すことに取り組み、昨年エンディングドレス展を市内で開いた。丹後ちりめんの着物などを素材に、華やかに見えるように胸元にフリルを使い、手を組んだときに美しくなるように袖口を大きくとる。どんな体型にも対応でき着せやすいようにと、袖ぐりに余裕をもたせ、パンツのサイドを開けたり、前開きにして組ひもボタンを採用するなどの工夫を凝らした。今回はよしださんが袴をジャケットに、羽織をパンツに仕上げた男性用の衣装などを展示するほか、よしださんデザインのパターンを提供して生徒たちが様々な素材で縫い上げたものを着用して発表する。作品ショーに出演する田中玲子さんは「お嫁にきたときに母が作ってくれた着物をリメークし、小紋の柄が素敵なドレスに仕上げることができました。作ってよかったです」と話していた。同館4階で午後2時~同3時。来場を呼びかけている。【問い合わせ】電話64・4424、よしださん
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