なくてもだんない 脱原発へ声集めよう 舞鶴ピースプロジェクト 8月6日、東市内でパレード 青葉山ろく公園で交流会、ライブ【舞鶴】
投稿日時:2011年07月26日(火)
福島第一原発の事故を受け、高浜原発に隣接する舞鶴でアクションを起こそうと活動する舞鶴ピースプロジェクトが、広島に原爆投下された8月6日、「なくてもだんない さいなら原発」を合言葉にピースパレードと交流会・ライブを計画している。舞鶴をはじめ、京都市や滋賀、兵庫などからも多数の市民の参加を予定する。東市街地をパレードした後、岡安の青葉山ろく公園で音楽家たちの演奏を楽しみながら未来を考えようと、参加を呼びかけている。 原発による放射性物質の汚染で暮らしを奪われた被災地の現状から、加佐地区で土に向き合って生きる住民たちが原発への危機感を抱き、同グループを結成し脱原発と自然エネルギーへの転換を求め、講演会などに取り組んできた。 舞鶴は高浜原発から半径20キロ圏内に、人口の9割超を占める8万5千人が住んでいる。市でも防災対策を重点的に行う地域(EPZ)の対象を、原発の半径10キロから20キロに拡大し、原発防災計画の暫定見直しに入った。 6月に同グループは東西市街地で50人規模のパレードを実施したが、最多の14基の原発がある若狭に近い舞鶴と周辺住民のもっと大きな声を集めようと計画。準備の会合には綾部や宮津の市民も加わり、京都市内や他府県からも当日参加が予定されるなど広がりを見せている。 パレードは8月6日午後1時、浜のJR東舞鶴駅南口を出発し、らぽーる前、東地区商店街などを、演奏やパフォーマンスをしながら歩き駅北口で解散。全行程でなく一部でも参加できる。同3時から青葉山ろく公園の自然学習館で交流会、同5時~同8時ごろまでライブ。キューバ音楽、インド音楽、三味線など舞鶴や京都市の演奏家や舞踏家らが出演する。軽食も準備する。入場無料。 プロジェクトの世話人の1人で、長谷で農業と音楽活動をする村本さゆりさんは「安全で明るい未来をつくるため、みんなでアイデアを語り合えれば」と話す。
【問い合わせ】電話82・1032、村本さん
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