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この夏を飛躍の季節に一条卓球クラブ所属の5選手

この夏を飛躍の季節に一条卓球クラブ所属の5選手

投稿日時:2023年08月01日(火)

全国大会等に出場
クラブでは10年ぶりの快挙

 一条卓球クラブ所属の5選手(写真)がこの夏、飛躍の時を迎えている。新舞鶴小2年の青木稜さんは、5月に京都市で開催された府予選で、男子バンビの部の3位に入り、7月28日から開催の「全農杯2023年全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)」に出場する。
 また、陣在穂和さん(余内小6年)、川手心遥さん(新舞鶴小4年)、小畑陽菜乃さん(三笠小3年)、陣在桧実さん(余内小2年)の4人は、5月に京都市で行われた予選会で4位に入り、8月5日から開催される「第37回全国ホープス西日本ブロック卓球大会」の女子団体戦に出場する。 当地の名門として長い歴史を誇る一条卓球クラブは、これまでに多くの名選手を輩出。青森大在学時には学生日本一になり、世界ランキング上位にも名を連ねたこともある上田仁選手など、ビッグネームも同クラブの出身選手だ。
 しかし、今回の出場は10年ぶりくらいになるといい、久しぶりの全国大会相当の大会出場に、関係者らの間に喜びが広がっている。
 同クラブでは長年に渡って小畑喜生代表が指導。名選手たちを次々に輩出してきた。しかし代表は徐々に第一線から退き、その後指導を手伝うようになった後継者の小畑光生さんが、3年前から本格的に指導にあたるようになった。
 そんな中での大会出場に小畑さんは、「父から指導を引き継いで蒔き始めた種が、いよいよ実をつける時期になってきました」と満足感を漂わせる。
 年長の頃に卓球を始めたという青木さんは、「勝ったらうれしいし、負けたら悔しい。そういう結果が出る試合が好き」と闘争心をあらわにし、「予選を通過してから、週一回だった練習を4回に増やしました。まず1試合勝ちたい」と決意を述べた。
 光生監督は、「初めての出場なので、気負わず、声を出してのびのびと、粘り強い卓球をしてほしい」と期待を寄せた。
 女子団体の仲良し4人組は、チームワークの良さが自慢。陣在穂和さんは「1回でも多く勝ちたい」▽川手さんは「前で攻めたい」▽小畑さんは「声を出して頑張りたい」▽陣在桧実さんは「1点でも多く取りたい」とそれぞれ抱負を口にして、笑顔でリラックスした雰囲気を漂わせていた。
 4人を前に光生監督は、「チームワークの良さを生かして、元気よくのびのびとプレーしてほしい」と話していた。

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