最新の記事

  

いざ全国へ 意気揚々~中筋小6年4人「ロボカップジュニア和歌山」に挑戦

いざ全国へ 意気揚々~中筋小6年4人「ロボカップジュニア和歌山」に挑戦

投稿日時:2018年03月20日(火)

 中筋小学校6年の山本京吾さん、永野聡一朗さん、平岡鴻佑さん、西出庵さんの4人が、31日から4月1日に和歌山で開催される「ロボカップジュニア・ジャパンオープン2018和歌山大会」に出場する。7日に同小で、大会ルールの確認やロボットのトラブル対策など、試合に向けての最終確認をした。

 4人は、同小の学校支援ネットワークが運営する「とんぼクラブ」のロボット研究室で、同大会に出場するロボット作りを学んできた。(一社)国際科学教育協会・子供の理科離れをなくす会=京都市伏見区=から井関暁洋さんを講師に招き、昨年12月からロボット作りに挑戦。方位センサーなどを取り付けて赤外線を出すボールを追いかけるようにプログラムを組んだ車型ロボットを製作した。井関さんは、城南会館でも月1回、子どもたちにロボット作りを教えている。同大会は19歳以下の少年が、手作りの自立型ロボットを使ってサッカーなど3つの競技部門で性能を競う。出場するのはサッカー部門で、2台対2台でボールを相手ゴールに入れて勝敗を競う。チーム名は「最強アンパンマン」。1月の舞鶴地区大会を勝ち上がり、2月の中丹・南丹ブロック大会でも優勝。全国大会への出場を決めた。ブロック大会では1位から3位までを中筋地区のチームが独占した。同大会では全国から36チームが出場する。試合では、講師や保護者が選手を助ける行為は禁止されており、試合中の故障や相手チームとのトラブルなどは全て自力で解決する力が求められる。この日、井関さんは、子どもたちにロボットを全て分解させて構造の理解や組み立て時間などを把握させたり、はんだ付けの練習をした。井関さんは「出場するどのチームもみんな大きな力の差はなく、誰が勝ってもおかしくありません。しっかりと準備をしているチームがほんの少しのチャンスをつかんで勝利につなげます。中丹・南丹の代表として試合に臨みましょう」と激励した。キャプテンとして出場する永野さんは「みんなで頑張って優勝して日本一になりたい」と意気込みを述べた。
(井上 務)

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ