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『大浦減塩鍋』 減塩健康食をアピール

『大浦減塩鍋』 減塩健康食をアピール

投稿日時:2018年12月25日(火)

 地域団体「大浦女性の会」と市が共同で考案した「大浦減塩[へらしお]鍋」が、大浦のレストラン、「ふるるファーム」の昼食バイキングメニューで8日より提供されている。今春実施した昨年度特定健診の校区別集計結果によると、大浦地域では血糖値や血圧の高い人が多い傾向にあると判明した。同地区では農漁業に携わる人が多く、濃い味付けが好まれているのが一因だと考えられた。女性の交流による住みよい地域づくりを進める「大浦女性の会」は、地域住民が健康で長生きできるように、と市の管理栄養士の協力も得て減塩レシピを考案、地域に広める取り組みを始めた。かつて地元イベントの「大浦まつり」で振舞われていた地元野菜の汁物「大浦鍋」に着眼した同会は、6月開催の「大浦会館・体験型大浦健康フェスタ」で、減塩の啓発レシピ「大浦減塩[へらしお]鍋」として復活させ、参加者50人に試食提供、好評で迎えられた。ふるるファームでは、同会の活動を知り、地産地消・安心安全・健康を提供する同社のコンセプトに合致するとして、より多くの市民にこの鍋を届けようと今回のランチメニュー化を決定したという。また、地区の自治会が中心となっている「大浦振興協議会」でもこの減塩啓発活動を支援するため、同会の協議会加入を認めるなど、この取り組みは広がりを見せている。

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